2025年4月15日米軍飛行士慰霊式典

石垣島事件」3人のアメリカ軍兵士の慰霊祭

NHK 沖縄 NEWS WEBより

太平洋戦争末期の沖縄戦で、石垣島で捕虜になり旧日本軍によって処刑された3人のアメリカ軍兵士の慰霊祭が、15日、石垣市で行われました。
80年前の1945年4月15日、3人のアメリカ軍兵士が石垣島で旧日本軍の捕虜になり、その日のうちに処刑されました。
国際条約に反して捕虜が殺害されたことから、「石垣島事件」と呼ばれていて、戦後、旧日本軍の7人が戦犯として処刑されました。
15日は、石垣市新川にある慰霊碑の前で追悼の慰霊祭が行われ、地元の住民やアメリカ軍の関係者などおよそ60人が参列し、黙とうをささげて花を手向けました。
慰霊祭の実行委員会の識名安信委員長は、「これからも戦争を絶対に起こしてはいけないという思いを新たにするのがこの慰霊祭だと思う。史実に基づき若者たちに伝えていきたい」と話していました。
徳島県から訪れて慰霊祭に参列した70代の女性は、「ここまで盛大に行っていることに驚きました。平和を尊重しなくてはいけないと改めて思い、『戦争はだめだよ』という気持ちになりました」と話していました。