過酷な条件下で育まれたツーバイフォー住宅

アメリカで育まれてきたツーバイフォー住宅。
多雪凍結地方の「アラスカ」、地震の多い「西海岸」、砂漠地帯のある「南西部」、そして湿気とハリケーンの「南部」、シロアリの繁殖する亜熱帯の「フロリダ」。
このような過酷な気候条件下で生まれ育まれてきたのが「ツーバイフォー工法」の住宅です。

枠組み壁工法

ツーバイフォー工法は、床板と耐力壁によって建物全体を一体化し、一種の箱を組み立てることを基本とした工法です。
基本構造材として、「約2インチ×約4インチ」(以下、2×4材)の木材が主に使用されているところから、ツーバイフォー(2×4)と呼ばれています。